第41回登山者自然保護集会

6月22日、早池峰山門馬コースで第41回登山者自然保護集会が開催されました。いつもなら会議してでの集会を、今年は現地で実際の様子を確認しながらの集会としました。

各会から23名の参加者がありました。

天候が心配されましたが雨が降ることも無く、森林管理署が設置している最上部の6.5合目付近の防鹿柵まで登ることができ、計画通り4カ所を観察することができました。ガイドからは、シカの食害状況だけではなく、アカエゾマツ、ノビネチドリ、コアツモリソウ、フタバラン、イチョウランやヤブヒョウタンボク等の稀少な植物、更にコマドリなどの野鳥の鳴き声なども説明して頂きました。

今の時期はどの山も花の時期ですが、このコースで咲いている花は、シカが食べないフタリシズカや高い所に咲いているヤマブキショウマなどで、エゾアジサイは蕾がほとんど食べられていました。低木や幼木も食べられて殆ど無く、繁茂しているのはヒノキアスナロの幼木で、これはヒノキアスナロにはヒノキと同様にシロアリを寄せつけない香りの良いヒノキチオールという精油成分があるため食害を免れているのではと思われます。

同行した自然保護管理人によると、門馬コースは殆ど食べ尽くされたため子育てしている親子ジカはいなくなり、単独行動しているシカしか見られなくなったとお話しされていました。

参加した皆さんの感想

門馬コースは橋が無いと登れない。橋が老朽化しているので心配。アイオン沢に行ってみたい。

人気が無いと聞いていたが、歩いてみて、綺麗な沢、木漏れ日、貴重な植物に楽しい1日を過ごせました

ガイドの説明でいろんな木を知った。沢がきれいだった。

5合目から6.5合目の間に設置している4カ所の防鹿柵を観てその効果を確認できたが、防鹿柵の維持管理している森林管理署の大変さを実感しました。

皆さんにとって、有意義な自然保護集会となりました。

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